stabd.fmのラジオ放送「#12 モデレーターの役割とは?」を文字起こししました。
本記事では構成や使っている言葉を変えている部分があります。
実際の話している感じはラジオ放送で聞いてみてください!
https://stand.fm/episodes/62f3f1bfe9f65166155068a2
ラジオのまとめって感じ?
そうだね。
ラジオ聴いて文字も読むとめっちゃ伝わるものがあっておすすめだよ
モデレーターってなに?どんな役割なの?
みなさんこんにちは。
今回はNFTコミュニティの中でとても大事なポジションであるモデレーターについて話していきたいと思います。
モデレーターになりたい人やNFTコミュニティ内で何かやってみたい人はぜひ参考にしてください。
なんでモデレーターについて話すの?
まず、なぜモデレーターについて話すのかというと、きっかけはNFTリアルイベントです。
最近NFTのリアルイベント関係で、実際に多くのコミュニティメンバーと会う機会が増えました。
その時に「モデレーターってどんなことをやればいい?」や「モデレーターになりたいけどなにから始めたらいいの?」とよく質問を受けたことがきっかけです。
みんなコミュニティにもっと関わりたいけど、やり方が分からないんだね。
モデレーターの役割の概要
モデレーターの基本的な役割は「賑やかし」です。
NFTコミュニティの中にモデレーターは複数人いることが多く、コミュニティ内の会話を円滑に進めたり、盛り上げ役をします。
コミュニティの会話をスムーズにする潤滑剤となるけっこう重要なポジションです。
新しい参加者の導き手
もうちょっと具体的に話していきましょう。
NFTコミュニティ内でのモデレーターの役割は、ただの賑やかし以上の意味があります。
ガヤみたいな盛り上げたり、困ってる人に話しかけたり、色んな会話全般が担当です。
色んな会話の中でも特に重要な役割が、コミュニティの新しい参加者を拾い上げることです。
声をかけたり、発言に返答したり、何かやってくれたらお礼をしたり、積極的に絡みに行きます。
この行動がすごく重要。
初心者や新しい参加者に苦い経験をさせない
経験ある人もいると思うんですけど、コミュニティの中で発言するのはすごく勇気がいります。
せっかく勇気を出して発言したのにスルーされてしまうと、次の発言がしづらくなりますよね。
そんな思いをコミュニティ参加者にさせないことが、モデレーターの最重要ミッションなのです。
モデレーターがちゃんと活動できていないコミュニティは、ちょっと落ち着いて見える場合が多いです。
あまり会話が弾んでないと、さらに発言しづらくなりますよね。
負のループ開始だね
もしとても盛り上がっているコミュニティがあるとしたら、モデレーターがしっかり活動してくれている証拠です。
もちろんモデレーターが参加していなくても会話が盛り上がる場合はあります。
けれど、盛り上がるきっかけや、盛り上げってもOKな雰囲気を作っているのはモデレーターというケースが多いです。
マラソン的な長期的な盛り上がり
また、モデレーターがいないと短期的な盛り上がりがあっても長期的に盛り上がり続けるのは困難です。
「初心者へのやさしさ」と「長期的に盛り上げる」を意識して活動してくれるモデレーターはコミュニティの宝です。
ファウンダーやコミュニティマネージャーも積極的に企画やイベントを作ります。
けれど、忙しい人はずっとコミュニティで会話していられません。
対してモデレーターはコミュニティ内でもっとも参加者に近い存在です。
コミュニティの質はモデレーターで決まると言っても過言ではありません。
バスケならリバウンド的存在
モデレーターになりたいなら、まずは発言あるのみ
どのNFTコミュニティも、大体Discordで会話をしています。
もしモデレーターをやってみたいなら、まずはどのチャンネルでもいいので発言してください。
「こんにちは」や「GM」など気軽な挨拶からで問題ないです。
そこから少しずつ、同じように挨拶している人に「今日は暑いので気をつけてくださいね」とか一言添えていきましょう。
そこから会話してもいい雰囲気が生まれるのです。
会話していい雰囲気作りこそがモデレーターの仕事なので、ここから始めれば完璧です。
めっちゃ会話できたらモデレーターの素質あり!
発言するチャンネルで迷ったら自分の趣味一択
もし会話するチャンネル探しに困ったら、自分の興味があるチャンネルで選びましょう。
多分どのNFTコミュニティーDiscordでもチャンネルがいっぱいあります。
色んなチャンネルの中から、興味があるチャンネルを探し、そこで発言してみるのがおすすめです。
会話しづらい、会話についていけないようなチャンネルでは無理に発言する必要はありません。
あくまでも自分が楽しんで参加するってことが重要です。
食べ物系のチャンネルが発言しやすかったらそこで発言すればいいし、ゲームやアニメのチャンネルが好きだったらそこで発言すればOKです。
雑談部屋でプロジェクトについて話したり、持っているNFTについて話してみてもいいですね。
コミュニティによってはイベントをたくさん開催しているところがあるので、そこに積極的に参加するのも大事です。
モデレーターは参加者にもっとも近い運営
僕なりの考えですがモデレーターは、コミュニティ参加者の延長線上であり架け橋です。
運営と参加者をつなぐ本当にとても大事な役割だと思っています。
コミュニティに参加しているけれど発言していない人と話すことはちょっと勇気がいります。
だけど勇気を出して喋ってみたら、「コミュニティの居心地が良くなった」「居場所が出来た」と言ってもらえることが多いです。
そういう、誰かに寄り添ったり発言しやすい雰囲気を作ったりがとても大事だと思います。
そういう助け合い活動をしてくれる人が増えれば、コミュニティは少しずつ参加しやすい雰囲気になります。
僕がモデレーターをやる時に意識していること
僕もモデレーターとして参加しているコミュニティがあります。
そこでは新しい参加者に対して必ず挨拶するように意識していますね。
なるべくみんなに挨拶を返すとか、そういうことから始めていけばいいかなって思いながら活動します。
やり方は人それぞれなんで考えながらやっていけばいいのです。
基本は、自分がされて嬉しかったことをやる精神です。
NFTコミュニティでの活動をはじめて半年経過しましたが、それって「最初に声をかけてもらえて嬉しかった」と言われるのが嬉しかったから続けられた部分はあります。
モデレーターの応用編〜これもできたらすごい〜
あとはコミュニティにいるからこそ見えてくるものを発言するのもおすすめです。
例えば「ココが分かりづらいんでQ&Aを作った方がいいのでは?」とか。
「入り口部分で迷子になりやすいから、もうちょっとこうしたほうがいいのでは?」とか。
こういう体験からくる意見ってすごくありがたいです。
コミュニティ入口で離脱する人がなるべく少なくなるように、例えば案内を細くしたり。
最初のルール説明も長いテキストじゃなくてスライドにしたり。
そういう工夫を考えてくれたり、作ってくれるモデレーターも多いですし、すごく大事です。
ここがイヤだったって意見すごく大事。それを無くすのも大事。
最後に
僕はコミュニティマネージャーとして活動していることが多いですが、1人ではなにもできません。
モデレーターや参加者みんなが協力し合ってコミュニティ活動をしてくれていることに、本当に日々感謝しています。
コミュニティマネージャーというと聞こえがいいですが、全体のことをやる「なんでも屋さん」みたいなものです。
なのでモデレーターが参加者から引き出してくれた困りごとを、みんなで協力してもらいながら解決しているのが実情かなと思います。
今度はコミュニティマネージャーについてもお話しますね。
今日はこれくらいで終わりたいと思います。
ではまた 。